3. 棚卸を実行する
作成日:2020/12/13
更新日:2020/12/13
棚卸イベントを選択する
サイドメニューから棚卸イベントページに移動します。
[在庫管理] > [棚卸イベント]
棚卸イベントのアイコンをクリックすると棚卸業務ページに移動します。
棚卸を集計する
集計を行うと以下の情報が表示されます。
名称 | 説明 |
---|---|
理論在庫数 | 集計時点でのSPIRE POSデータ上の現在個数量です。 |
期間出入数 | 棚卸商品を読み込んでから集計をする間の商品の入出数です。 |
実在庫数 | 棚卸数量と期間出入数を足した数量です。 棚卸実行後、在庫数はこの数量になります。 実在庫数がマイナスの場合、棚卸実行後の在庫数は0になります。 |
数量差異 | 実在庫数から理論在庫数をマイナスした数量です。 |
金額差異 | 数量差異に仕入額をかけた金額です。 |
例) 棚卸数量「5個」、期間出入数「2個」、理論在庫数「9個」の場合、実在庫数は 5 + 2 = 「7個」、数量差異は 7 - 9 = 「-2個」となります。 棚卸した数量(棚卸数量)が5個です。 棚卸商品の登録後、販売や仕入等で数量が2個増えました(期間出入数)。 棚卸集計を行うと、この時点でのPOS上の在庫数(理論在庫数)は9個でした。 棚卸数量5個 + 期間出入数2個 = 7個が、棚卸実行後の数量(実在庫数)になります。 実在庫数7個 - 理論在庫数9個 = -2個が、棚卸データとPOS上の在庫数データとの数量の差(数量差異)になります。
担当者を選択して をクリックすると、集計確認ウィンドウが表示されます。
ウィンドウの集計
をクリックすると棚卸情報が集計されます。
集計が完了すると画面上部に完了メッセージが表示され、棚卸商品リストが更新されます。
棚卸を実行する
集計後 をクリックすると確認ウィンドウが表示されます。
棚卸の実行方法を選択します。
棚卸方法 | 棚卸した商品の在庫数 | 棚卸していない商品の在庫数 |
---|---|---|
棚卸した商品在庫のみ棚卸実地数に調整する | 棚卸数量 | (変更なし) |
すべての在庫数を0にリセット後、棚卸実地数を反映する | 棚卸数量 | すべて0に変更 |
棚卸した商品在庫のみ棚卸実地数に調整する
棚卸方法に「棚卸した商品在庫のみ棚卸実地数に調整する」を選択後 をクリックすると、棚卸が実行されます。
棚卸が完了すると、画面上部に完了メッセージが表示されます。
数量差異が発生した商品が存在する場合、商品差異が記録された棚卸取引データが登録されます。
棚卸取引データは取引履歴画面から確認できます。
すべての在庫数を0にリセット後、棚卸実地数を反映する
棚卸方法に「すべての在庫数を0にリセット後、棚卸実地数を反映する」を選択後 をクリックすると、棚卸が実行されます。
棚卸が完了すると、画面上部に完了メッセージが表示されます。
数量差異が発生した商品が存在する場合、商品差異が記録された棚卸取引データが登録されます。
棚卸取引データは取引履歴画面から確認できます。
反映方法を間違えて実行した場合
反映方法を間違えて実行した場合、3日以内であれば在庫数を復元することができます。
日数を経過すると在庫数のズレが生じる可能性があるため、復元は慎重に実施してください。
次にすることは?
- 棚卸商品を登録・追加する
- 棚卸を実行する
- 棚卸実績を確認する
- 実行した棚卸を取り消す(在庫数の復元)